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対応・治療の資料

摂食障害に対する認知行動療法 CBT-E簡易マニュアル

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター研究班(平成29年度国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神・神経疾患研究開発費研究事業「心身症・摂食障害の治療プログラムと臨床マーカーの検証」)が作成した、神経性過食症に対する認知行動療法(CBT-E)の簡易マニュアルです。神経性過食症に対する認知行動療法は、本マニュアルに従って実施した場合に算定できます。

摂食障害に対する認知行動療法CBT-E簡易マニュアル(2.02MB)
治療支援コーディネーターのための相談支援の手引き

摂食障害治療支援センターにおいて相談支援を担当するコーディネーターが、摂食障害の患者さん、ご家族、関係者等から相談を受ける際の手引きです。

摂食障害治療支援コーディネーターのための相談支援の手引き(3.59MB)
学校での摂食障害対応指針

学校と医療のより良い連携のための対応指針

摂食障害に関する学校と医療のより良い連携のための対応指針です。エキスパートコンセンサスに基づき作成されており、小学校、中学校、高等学校、大学のそれぞれの現場での使用を想定した構成となっております。平成26年度~平成28年度において厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業〔精神障害分野〕)「摂食障害の診療体制整備に関する研究」の成果物として作成されました。

学校と医療のより良い連携のための対応指針 小学校版

学校と医療のより良い連携のための対応指針 中学校版

学校と医療のより良い連携のための対応指針 高等学校版

学校と医療のより良い連携のための対応指針 大学版

養護教員向け研修会スライド資料

養護教員の先生方に向けた研修会のスライド資料を公開しています。摂食障害についての解説と、学校での摂食障害対応指針の解説がダウンロードできます。

心理尺度

摂食障害(神経性やせ症・神経性過食症)のスクリーニングや重症度評価に用いられる尺度には治療者実施の尺度と患者の自己報告による尺度がある。代表的なものを以下にあげる。詳細は引用文献を参照されたい。

治療者実施の尺度

・SCOFF

スクリーニングに用いられる。日本語版は現在作成中である。5つの質問で構成され簡便である。
Morgan JF et al. BMJ, 319: 1467-8, 1999.

・EDE (Eating Disorder Examination)

スクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。質問項目が多く、施行に45分程度要する。
舘哲朗, 他. 心身医学 45: 785-792, 2005.

自己記入式尺度

・EAT

スクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。
中井義勝. 精神医学 45: 161-165, 2003.
Mukai T, et al. Sex Roles 39: 751-763, 1998.

・EDI-2

重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。
Pike KM, et al. Int J Eat Disord 37: 26-31, 2005.
Tachi T, et al. Tokai J Exp Clin Med 32: 78-82, 2007.

・EDE-Q

治療者実施の尺度であるEDE (Eating Disorder Examination)を自記式にした尺度。原著版(英語)はスクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版は摂食障害患者における信頼性・妥当性の検証がされている。健常者と摂食障害患者の有意な差が出るか(弁別的妥当性)については検証されておらず、スクリーニングで使用可能かは現在検証されていない。
大谷真,他 心身医学,Vol57.No6.2017.
Mond JM et al. Behav Res Ther 42:551-67,2004.

・CIA(Clinical Impairment Assessment Questionnaire)

摂食障害による心理的な機能障害を評価するための自記式評価尺度。下位尺度は、気分と自己認識、認知機能、対人関係機能、ワークパフォーマンス。16の質問項目について0-3点の4検法で、過去28日間について回答する。スクリーニング、重症度評価に用いられる。日本語の信頼性・妥当性が検証されている。
Horie et al. BioPsychoSocial Medicine (2020) 14:19

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